ハラスメント―職場を破壊するもの
内容説明
『人事担当者や管理者にとっては、パワハラをなくすための処方箋が欲しいところであるが、そのような処方箋を示すことは、誰にとっても極めて困難であろう(そんな都合の良いものがあれば、パワハラはとっくになくなっているはずである)。しかし、逆に「どういうことをすればパワハラになるか」についての回答を示すことは可能である。』―長きにわたり、労働行政に従事し、ハラスメントに関わる裁判事例を収集・整理してきた著者が送る、ハラスメント防止のための厳選事例集!
目次
第1章 職場におけるハラスメントの現状と対応(ハラスメントの生まれる背景、経緯;ハラスメントの種類)
第2章 裁判例から見たハラスメントの状況(セクシャルハラスメント(セクハラ)
マタニティハラスメント(マタハラ)
パワーハラスメント(パワハラ))
著者等紹介
君嶋護男[キミシマモリオ]
昭和23年茨城県生まれ。昭和48年労働省(当時)入省。労働省婦人局中央機会均等指導官、同局庶務課長、愛媛労働基準局長(当時)、愛知労働局長、労働大学校長、(財)女性労働協会専務理事などを経て、平成17年6月より(公社)労務管理教育センター理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)