クルーハウスの秘密―第一次世界大戦の英国プロパガンダ戦争の内幕
内容説明
第一次世界大戦で大英帝国が遂行した対敵プロパガンダ戦争の物語。
目次
第1章 プロパガンダ―その善用と悪用
第2章 クルーハウス―その組織とメンバー
第3章 オーストリア・ハンガリー二重帝国に対するプロパガンダ作戦―プロパガンダ作戦の最も成功した例
第4章 対ドイツのプロパガンダ作戦
第5章 敵国ドイツからの賛辞
第6章 対ブルガリアのプロパガンダ作戦と他の活動
第7章 連合諸国の協力体制
第8章 戦時下のプロパガンダから和平へのプロパガンダへ
第9章 最後の挨拶
著者等紹介
スチュアート,キャンベル[スチュアート,キャンベル]
1885〜1972。1885年、カナダ、モントリオール生まれ。カナダ首相の使節や駐在武官として活動後、英国から派遣されていたノースクリフ卿の秘書を務める。第一次世界大戦中に、ノースクリフ卿と共にロンドンに移り、対敵プロパガンダ機関、クルーハウスの次長となる。1920年に復員し、ノースクリフ卿が経営する『ザ・タイムズ』紙の経営陣に入り、翌1921年には『デイリー・メール』紙の編集長となった。そして1960年まで『ザ・タイムズ』紙の取締役であった。第二次世界大戦の勃発で、彼は再び対敵プロパガンダ機関で活動し、所長を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
キャンベル・スチュアート[キャンベル スチュアート]
著・文・その他