内容説明
(1)DAWのピアノロールに音符を置く。(2)再生して音を聴く。(3)解説を読む。3ステップで確実に習得!五線譜が苦手でも、鍵盤楽器が演奏できなくても、自分で打ち込むからコード理論がしっかり身に付く!
目次
基礎編(音程;長調と長音階;ダイアトニックトライアド ほか)
応用編(セカンダリードミナント;エクステンデッドドミナント;モーダルインターチェンジ ほか)
発展編(転調;同一種類のコードによる連続;コンパウンドコード ほか)
著者等紹介
清水響[シミズキョウ]
作曲家・ギタリスト、群馬県高崎市出身。上智大学理工学部物理学科卒業、バークリー音楽大学Comosition科及びContemporary Writing and Production科首席卒業、ブランダイス大学作曲科修士課程修了。作曲をAll Elana Cohen、Yu‐Hui Chang、Eric Chasalowらに師事。音楽大学留学中、国際コンクール入賞をきっかけに、クラシック音楽の作曲家を志す。大学院修士奨学生、大学補助教員を経て帰国、音楽教育コンサルタント会社に入社。2017年に独立し、群馬県高崎市に清水響音楽研究所を設立。独立後はヴィオラソナタやピアノソナタを含む『Boston Collection』、弦楽四重奏曲や管弦楽曲を含む『Waltham Collection』、ロックバンドBasketfieldのメンバーとして『アルフェの思い出』の計3枚をリリース。作曲に加え、演奏、音楽制作、執筆など幅広く活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
音楽理論書を買ってみたものの、五線譜や鍵盤楽器が苦手なため、なかなか解説が頭に入ってこない......という経験を持つ人もいるのではないでしょうか? 音楽理論は、自分で演奏して音を出してみることで腑に落ちるもの。本書はDTMに取り組む方に向けて、全編でピアノロールを使用して解説を行いました。ほとんどのDAWに装備されているピアノロールの画面で、マウスなどを使って入力していくことで、本書の解説を再現することができます。五線譜を眺めたり、人が作ったMIDIデータを再生したりするだけでは分からなかったコード理論も、自分の手で打ち込んでいくことで深く理解することができます。あらゆるジャンルの作曲、編曲に役立つコードについて、今こそ基礎から身につけていきましょう!
ピアノロールは無償DAWなどにも備えられているため、鍵盤以外に取り組む楽器プレイヤーの方にもお薦めです。
※本書ではDAW(Digital Audio Workstation、音楽制作ソフトウェア)の使用方法については解説しておりません。ご了承の上、お買い求めください。