弘法大師空海「大日経開題」仏の心を抱いて生きる (新装版)
内容説明
私たちは、宇宙であり、生命の源である大日如来から分けていただいた生命です。一人ひとりが仏さまでありますが、自分の心におられる仏さまに気づかずに生きています。もう一度、我が身を見つめて、仏さまの心を取り戻そうではありませんか。仏の心で、物事をはかり、行動すれば、きっと良い結果が生まれます。
目次
御仏とは光そのもの
生きているものは皆、心に大日如来の光を抱いている
信じる心こそ、生きる力の源
仏を思うことは自分を思うこと
「大」の心で生きる
「大慈大悲」は宇宙のあらゆるところにあふれている光
我が心にこそ御仏はおられる
生きものすべてが満たされるとき、真の満足が得られる
祈りとは自分自身を磨くもの
良い音を聞き、良い声を発する
煩悩の数だけ覚りが得られる
祈りは届く
著者等紹介
池口恵観[イケグチエカン]
昭和11年鹿児島県生まれ。高野山大学文学部密教学科卒業。高野山真言宗傳燈大阿闍梨大僧正。高野山別格本山清浄心院住職。鹿児島市烏帽子山最福寺開山・藤沢市江の島大師法主。平成元年5月前人未到の「百万枚護摩行」を成満する。平成11年山口大学、医学博士号を授与。同大学をはじめとする全国の大学で客員教授、非常勤講師をつとめる。平成14年「密教学芸賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
真言密教の聖地・高野山で清浄心院住職として数々の実績を誇る著者が、弘法大師空海の最も重要なお経である「大日経」を誰にもわかりやすく解説した。
仏さまはいつも自分の心の中におられるとして、人生の幸せはその我身をよく見つめることから、第一歩がはじまると説いている。