ウクライナはなぜ戦い続けるのか―ジャーナリストが戦場で見た市民と愛国
内容説明
彼らを戦地に向かわせる「愛国心」とはなにか?
目次
ウクライナへの旅立ち
十年戦争を戦うウクライナ〜首都キーウにて
榴弾砲部隊 前線からのリポート(1)
ロケットランチャー部隊 前線からのリポート(2)
ドローン部隊 前線からのリポート(3)
前線に取り残された人々 前線からのリポート(4)
市民ボランティア 前線からのリポート(5)
虐殺の地で考える 前線からのリポート(6)
復興を妨げる占領の遺産 前線からのリポート(7)
悪魔の兵器を求める戦場 前線からのリポート(8)
遺された憎しみと不信 前線からのリポート(9)
銃後で“日常”を戦う市民たち
傷を負いながら抵抗を続ける
ウクライナ独立への希求
著者等紹介
高世仁[タカセヒトシ]
1953年、山形県生まれ。ジャーナリスト。早稲田大学法学部卒業。日本電波ニュース社勤務を経てテレビ制作会社「ジン・ネット」を設立。報道・ドキュメンタリー番組を数多く制作してきた。現在はフリー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
ロシアの軍事侵攻が始まって2年半以上、ウクライナの人々は兵士、民間人ともに現在も粘り強い抵抗を続けている。なかにはボランティアとして、独自に兵士や激戦地の住民へ支援を行う者も少なくない。そうしたウクライナを現地取材し、家族や同胞、「自由」のために戦う彼らの姿を伝える。ウクライナ人たちの語る「愛国心」とは? 私たちとなにが違うのか? ウクライナの姿を通じて日本の今を考える。