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差別する人の研究―変容する部落差別と現代のレイシズム
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内容説明

差別は「される側」ではなく「する側」の問題。部落差別をつくりかえ、再生産するのは誰なのか?



目次

プロローグ 今、なぜ差別「する人(側)」研究なのか
第1章 差別とは何か?
第2章 社会構築主義はマイノリティを無化するものか?
第3章 レイシズム研究に手がかりをもとめて―「逆差別」言説の研究を契機に
第4章 社会システムに埋め込まれた差別―「土地差別」を考える
第5章 部落出身者判定の手がかりにされる部落の所在地情報(地名等)
第6章 「全国部落調査」裁判―インターネットによる部落の所在地情報の拡散に向き合う
第7章 ふたたび、言説の変容を考える―「現代的レイシズム」とインターネット
第8章 「現代的レイシズム」を強化するものは何か―大学生の意識調査から
終章 どこへ向かうのか



著者等紹介

阿久澤麻理子[アクザワマリコ]
大阪公立大学人権問題研究センター教授。1963年生まれ。上智大学法学部国際関係法学科卒業。奈良教育大学教育学研究科修士課程修了。大阪大学人間科学研究科博士後期課程修了(人間科学博士)。教育学・法学・社会学の学際的視点から、人権教育および変容する差別について研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

差別の現れ方、正当化する言説は時代とともに変わっていく。例えば、部落差別はかつての結婚・就職ではなく、その土地に住むことに対する忌避が強く現れる。また、昨今は「社会的弱者であることをふりかざし、福祉に甘えている。逆差別だ」などという偏向した言説も目立つ。こうした差別の変容はなぜ、どのように起きるのか。現代的レイシズムを基点に、差別「される側」ではなく「する側」の構造をあきらかにする。