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デジタルプロダクト開発のためのユーザビリティテスト実践ガイドブック
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目次

1 ユーザビリティテストを実施するための価値の理解(ユーザビリティテスト実施の現状;ユーザビリティテストの価値を理解 ほか)
2 基本的なユーザビリティテストの実施方法と概要(直感的に使えるUIを作るために脳の動きを知る;ユーザビリティテストの実施 ほか)
3 ユーザビリティテストの実践(ユーザビリティテストの4つの実施方法;ユーザビリティテストの観察眼と検証方法 ほか)
4 組織に効果のあるユーザビリティテストを取り込む(組織にユーザビリティテストを導入する際のポイント;ユーザビリティテストが実施される組織づくり ほか)
5 ヒューリスティック評価とデザイン改善(ヒューリスティック評価;テンプレートUIがそのまま使えない理由 ほか)



著者等紹介

大本あかね[オオモトアカネ]
UX・UI・サービスデザインコンサルタント。ウェブの黎明期から教育ビジネスを立ち上げ、大手デジタルプロダクトに数多く参画する

菊池聡[キクチサトシ]
日本初のニールセン・ノーマングループUXCMインタラクションデザインスペシャリストの資格取得者。UX DAYS TOKYO主催、Web Directions East合同会社代表。IXDF.orgなどインターナショナルな団体の会員であり、Scrum.orgのメンバーで日本企業への開発支援、コンサルを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

本書は、ユーザビリティテストの方法について、概要から実施方法、実施時の細かなノウハウ、組織導入のポイントまで広くまとめた書籍です。

ユーザビリティテストは、ビジネスにおいて非常に重要です。しかし、現場によってはユーザビリティテストが行われないことや、行われたとしても最後に取って付けたように実施されることがあるようです。最後に実施することでプロダクトの穴が発見され、悲劇が起こることがあります。例えば、マラソン競技で選手の靴がルールに違反していることがゴール直前にわかるようなものです。選手としては、「最初にチェックしてよ」と思うでしょう。

ユーザビリティが悪いWebサイトやアプリは、ローンチ後に使われないシステムだと判明したり、使いにくくてアクティブユーザーが増えなかったり、コンバージョンが上がらないこともあります。広告を打っても無駄なコストが増えるばかりです。

ユーザビリティテストでできることは限られていますが、その価値は計り知れません。テストしないプログラムがないように、テストをしないデザインはこの世にあってはいけません。ユーザビリティは「使い勝手が良い」ことを意味しますが、その評価方法は抽象的で、人によっても意見が異なり、判断がつきにくい部分でもあります。

ユーザビリティが良いから必ずプロダクトが成功するというわけではありません。しかし、ユーザビリティテストは、プロダクトとユーザーの間のギャップを縮めることができます。プロダクトの成功に向けて必要不可欠なスキルとして、ユーザビリティテストについて、本書で学んでいきましょう。


■CONTENTS
Chapter1 ユーザビリティテストを実施するための価値の理解
Chapter2 基本的なユーザビリティテストの実施方法と概要
Chapter3 ユーザビリティテスト実践
Chapter4 組織に効果のあるユーザビリティテストを取り込む
Chapter5 ヒューリスティック評価とデザイン改善