京の暖簾と看板
内容説明
暖簾と看板は時として人間の顔にたとえられる。年齢を重ねた重厚な顔、若く躍動感あふれる顔、さらには誕生間もない純真な顔までと、さまざまな表情がある。京散策の折に一歩足を止め、そんな目線で京の暖簾と看板を楽しんでいただきたい。目を凝らした先には、先人だけでなく今を生きる人たちが暖簾や看板に込めた思い、それが垣間見えるに違いない。
目次
料理
菓子
せいかつ
食べ物 飲み物
著者等紹介
竹本大亀[タケモトダイキ]
1952年生、古代象形絵文字(中国・周時代の青銅器文学)が専門。漢字は絵文字が抽象化されたもので、ルーツは古代の絵文字にあることに注目。文字の成り立ちを踏まえ漢字を具象化し、絵文字ならではの表情や生命感の再現を試み書道界に新境地を開く。元日本刻字協会理事
渡部巌[ワタナベイワオ]
1950年、京都市下京区に生まれる。’75年山本建三に師事。’83年渡部写真事務所を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)