私釈 蓮如上人御一代記聞書
内容説明
蓮如上人の御教えの要点を懇切に解説した好著。
目次
自力の念仏と他力の念仏
信心の行者を摂取する弥陀の光明
勤行は聴聞であり、また報謝のいとなみでもある
教義的知識ではなく、弥陀をたのむ信心こそ肝要
信心とは救いの喜び、報謝の念仏はそこから生まれる
信心を獲た上は懈怠するとも御たすけは治定
現生の救い正宗聚と後生の成仏
勤行や念仏は往生のための種まきではなく、報謝のいとなみ
念仏を称えるは、功徳を積むためではなく報謝のいとなみ
罪を問わずに信心の有無こそ問うべき〔ほか〕
著者等紹介
岡西法英[オカニシホウエイ]
1947年、富山県高岡市に生まれる。1971年、早稲田大学文学部東洋哲学科卒業。1974年、龍谷大学大学院文学部仏教学科修士課程修了。浄土真宗本願寺派教願寺住職。浄土真宗本願寺派布教使。元、浄土真宗本願寺派高岡教区教化相談員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)