親鸞伝の史実と伝承
内容説明
伝承を史実に照らし合わせることで、現代に残るさまざまな親鸞伝の諸相を明らかにする。
目次
第1章 親鸞の俗姓
第2章 吉水入室と六角夢想
第3章 親鸞と恵信尼の結婚
第4章 親鸞越後配流の背景
第5章 越後・関東の親鸞伝承
第6章 親鸞の伊勢参宮伝承
第7章 親鸞の示寂地について
第8章 『改邪鈔』に見る親鸞の言葉
第9章 報恩講の成立と展開
結章 親鸞伝承の意味
著者等紹介
草野顕之[クサノケンシ]
1952年福岡県に生まれる。1976年大谷大学文学部史学科卒業。1981年大谷大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。1985年大谷大学文学部専任講師。大谷大学助教授を経て2000年大谷大学教授。2003年「戦国期本願寺教団史の研究」で大谷大学博士(文学)。2010年〜2016年大谷大学学長。現在、大谷大学名誉教授。真宗大谷派嗣講(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
何が史実で、何が伝承なのか? 人々は親鸞のどのような姿を後世に伝えようとしたのか。親鸞の史実と伝承をめぐる問題について、伝承を史実に照らし合わせることを通して、現代に残るさまざまな親鸞伝の諸相を明らかにする。
【目次】
はしがき
第一章 親鸞の俗姓
第二章 吉水入室と六角夢想
第三章 親鸞と恵信尼の結婚
第四章 親鸞越後配流の背景
第五章 越後・関東の親鸞伝承
第六章 親鸞の伊勢参宮伝承
第七章 親鸞の示寂地について
第八章 『改邪鈔』に見る親鸞の言葉
第九章 報恩講の成立と展開
結 章 親鸞伝承の意味
初出一覧
主要参考文献一覧
引用史料出典一覧
あとがき