日本の祭祀とその心を知る―日本文化事始
内容説明
「生活のなかのお祭り」と「見えない存在を祈って祀る」=“祭祀”を中心に、日本の歴史をさかのぼってその思想と「かたち」をとらえ、現代の社会を考えなおす大切な事柄に向き合い、いまをよりよく生きるための日本文化入門。
目次
第1章 カミさらに神とは
第2章 祭りと祀る
第3章 心と言葉
第4章 習合と信ずる軌跡
第5章 天と地と人
第6章 道徳と人間
第7章 死とは何か、生とは何か
第8章 絆をめぐって
第9章 女性とジェンダー
第10章 人間の対立と宗教
第11章 和のかたちと日本
著者等紹介
黒住真[クロズミマコト]
1950年岡山県生まれ。東京大学大学院博士課程満期退学。博士(学術)。東京大学教養学部教授等を経て、東京大学名誉教授。思想史・比較思想専攻
福田惠子[フクダケイコ]
1957年東京都生まれ。東京外国語大学大学院博士前期課程修了。拓殖大学留学生別科等を経て、拓殖大学国際学部教授。日本文化・日本語学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)