酒米ハンドブック (改訂版)
内容説明
清酒の醸造に利用される米の品種のうち、主要な155品種を紹介します。それぞれ、品種名と命名の由来、系譜図、標準の千粒重、育成地、生産地、その品種の特徴を記しました。早晩性や耐寒性、耐病性などの特徴は栽培地や栽培条件によって変わりますが、本書では育成報告書のほか、代表的な生産県におけるデータを参考にしました。写真は玄米の状態で撮影したものです。撮影したサンプルの生産年や千粒重を示しました。千粒重は産地や作柄により変動するため、サンプルの千粒重が標準の値と異なっていることもあります。
目次
酒米とは
品種解説
酒米に関する用語
品種開発年表
品種名索引
著者等紹介
副島顕子[ソエジマアキコ]
熊本大学大学院先端科学研究部教授。専門は植物系統分類学。国内外で植物採集を行い、研究室では分子生物学的な研究をしている。趣味で日本酒指導師範、〓(きき)酒師、スピリッツアドバイザー、焼酎〓(きき)酒師の資格を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)