内容説明
コロナ不況から世界を救ったMMT。その提唱者ウィリアム・ミッチェル教授と藤井聡教授が、日本経済の活性化策を徹底討論!
目次
第1章 MMTのレンズを通して見る日本経済と世界経済(失われた20年でも失業率は低い;一人当たりのGDPの伸び率は日豪似ている ほか)
第2章 日本経済とオーストラリア経済の比較分析入門(オーストラリアの歴史から学ぶことはあるか;日本の「失われた20年」の本当の姿 ほか)
第3章 インフレ時代の財政論―今求められるコストプッシュ・インフレ対策(2023年現在の日本経済の現状;賃金がさして上がらないのにインフレが進み、国民が貧困化する ほか)
第4章 現代貨幣理論入門(現代貨幣理論(MMT)の登場の経緯
通貨制度の進化 ほか)
著者等紹介
ミッチェル,ウィリアム[ミッチェル,ウィリアム] [Mitchell,William]
1952年生まれ。通称“ビル”・ミッチェル。ニューカッスル大学(オーストラリア)経済学教授。MMT(Modern Monetary Theory:現代貨幣理論)の命名者にして提唱者。同じくMMT提唱者であるRandall Wray、Martin Wattsと共著でMMTの教科書“Modern Monetary Theory and Practice:An Introductory Text”を出版している。ニューカッスル大学よりPh.D.(経済学)取得
藤井聡[フジイサトシ]
1968年奈良県生まれ。京都大学大学院工学科教授。同大学レジリエンス実践ユニット長。『表現者クライテリオン』編集長。京都大学工学部卒、同大学大学院修了後、同大学助教授、イエテボリ大学心理学科研究員、東京工業大学教授を経て、2009年より現職。2018年よりカールスタッド大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
現代貨幣理論の提唱者が語る!
コロナ不況から世界を救ったMMT。
その提唱者ウィリアム・ミッチェル教授と藤井聡教授が、
日本経済の活性化策を徹底討論!