新事業とイノベーションにおける知財の活かし方―MOT視点での知財マネジメント実践講座
内容説明
知財(知的財産)は企業の未来創りやイノベーションに対して、どのような役割、貢献が求められ、またそれはどのようにすれば可能となるのでしょうか。本書では、このような問いに対して新事業展開に関連した実践的な知財マネジメントの戦略的な考え方、解決策を提供しています。
目次
序章 知的財産とイノベーション、新事業創出
第1章 新事業のためのMOTと知財マネジメントの基礎
第2章 日本の知財と製造業の環境変化
第3章 新事業創出への知財マネジメントと知財ロードマップ
第4章 知財関係者が知っておくべきテーマ・マーケティング
第5章 知財マネジメントとオープン・イノベーション
第6章 産学連携と技術・知財移転、ライセンス契約の考え方
第7章 MOTが求める知財人材とその役割
終章 まとめと提言
著者等紹介
出川通[デガワトオル]
株式会社テクノ・インテグレーション代表取締役社長。1974年東北大学大学院材料加工学専攻修了。大手重工業メーカーにて、30年近くにわたり、新規事業を産学連携や日米のベンチャー企業と共同で企画段階から立ち上げいくつかの事業化に成功した。専門はMOT(技術経営)とマクロからナノまでの材料加工プロセス、工学博士。2004年に株式会社テクノ・インテグレーションを設立、代表取締役社長として、技術経営やイノベーションのマネジメント手法を用いて、開発・事業化のコンサルティングや研修を製造業向けに実践している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)