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日経DI薬局虎の巻シリーズ ポリファーマシー解決!虎の巻
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内容説明

降圧薬、NSAIDs、骨粗鬆症治療薬、催眠鎮静薬…「多剤併用」に薬剤師としてどう向き合う?薬局でありがちなケースを基に、薬物療法の最適化を考える。



目次

第1章 基礎知識編(ポリファーマシーについて;ポリファーマシー問題の全体像;クライテリアを用いた介入とその限界 ほか)
第2章 実践編(降圧薬3剤を服用中の健康意識の高い82歳女性―ふらつき、便秘の症状、骨粗鬆症の既往にも注目;NSAIDs使用中に高血圧とむくみを発症した60歳女性―“処方カスケード”が疑われる場合の対処は?;心筋梗塞の二次予防でスタチン服用中の86歳の寝たきり男性―処方薬の多さに疑問を抱く家族への説明 ほか)
特別収録(論文情報収集のポイント;臨床医学論文を読むために知っておきたい「研究デザイン」に関する知識;「潜在的に不適切な薬剤使用に関するクライテリア」活用のヒント)



著者等紹介

青島周一[アオシマシュウイチ]
医療法人徳仁会中野病院/薬剤師。2004年城西大学薬学部卒業。保険薬局勤務を経て、12年9月より医療法人徳仁会中野病院(栃木県栃木市)に勤務。インターネット上でEBMの手法を学ぶ機会を提供する「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

ポリファーマシー(多剤併用)に関わる全ての薬剤師・医師が身に付けておくべき基礎知識と実践スキルをまとめました。
「多剤併用」への対応をケーススタディで学ぶ
薬物療法の最適化手順を、5つのステップでわかりやすく解説

ポリファーマシー(多剤併用)に関する、基礎知識から具体的な患者対応までを網羅しました。

薬局でありがちなケースを基に、多剤併用の事例を紹介します。その症例の薬物治療において、[気になるポイント]を抽出し、その問題点に対して[押さえておきたいエビデンス]をいくつか詳説。患者にどうアプローチしていくかを、[服薬指導のポイント]として例示します。そして、医師にどうアクションを起こしていくかを、[医師への処方提案]として示し、よりリアルな現場を再現します。

患者を不安にさせないような説明の仕方や、医師に納得してもらう処方提案の書き方を盛り込み、明日から現場で使える、実践的な内容です。

DI Onlineの好評連載『青島周一の「これで解決!ポリファーマシー」』に大幅加筆した一冊です。

【主な内容】

<ケース1> 降圧薬3剤を服用中の健康意識の高い82歳女性
        ふらつき、便秘の症状、骨粗鬆症の既往にも注目
<ケース2> NSAIDs使用中に高血圧とむくみを発症した60歳女性
        “処方カスケード”が疑われる場合の対処は?
<ケース3> 心筋梗塞の二次予防でスタチン服用中の86歳の寝たきり男性
        処方薬の多さに疑問を抱く家族への説明
<ケース4> 「EPAが飲みにくい」と訴える60歳女性
        継続服用せずとも「案外大丈夫」だと伝える 
 ほか

第1章 基礎知識編

1. ポリファーマシーについて
2. ポリファーマシー問題の全体像
3. クライテリアを用いた介入とその限界
4. ポリファーマシー問題と向き合うために
コラム 「困っているポリファーマシー」と「予防的薬剤」

第2章 実践編

ケースを読み進める前に

ケース1 降圧薬3剤を服用中の健康意識の高い82歳女性
    ふらつき、便秘の症状、骨粗鬆症の既往にも注目
ケース2 NSAIDs使用中に高血圧とむくみを発症した60歳女性
    “処方カスケード”が疑われる場合の対処は?
ケース3 心筋梗塞の二次予防でスタチン服用中の86歳の寝たきり男性
    処方薬の多さに疑問を抱く家族への説明
ケース4 「EPAが飲みにくい」と訴える60歳女性
    継続服用せずとも「案外大丈夫」だと伝える
ケース5 ジゴキシンを漫然投与されている76歳男性
    患者が困っていないポリファーマシーへの関わり方
ケース6 夜間の冷や汗を訴える糖尿病治療中の83歳女性
    厳格な血糖コントロールは本当に必要なのか?
ケース7 生活習慣病で低用量アスピリンを服用中の65歳男性
    “血液サラサラの薬”の心血管疾患予防効果は?
ケース8 ビスホスホネート製剤とビタミンD製剤を長期併用中の85歳女性
    降圧薬など計10剤を服用、薬剤による転倒リスクも
ケース9 「薬を一生飲み続けないといけないのか」と悩む75歳女性
    ビスホスホネート製剤長期投与の妥当性は?
ケース10 11剤併用も問題点がなさそうな75歳男性
    PPIの漫然投与、継続すべきか? 中止すべきか?
ケース11 テオフィリン製剤を長期服用している85歳男性
    「併用注意」を切り口に薬物治療全体を見直す
ケース12 催眠鎮静薬3剤を併用する76歳男性
    「患者」「薬剤師」「医師」3者の価値観を踏まえ介入方法を探る
ケース13 ドネペジルによる有害事象が疑われる89歳男性
    認知症治療はいつまで継続するべきか?
ケース14 認知症症状に抗精神病薬が処方されている73歳女性
    薬剤のリスク・ベネフィットと患者の価値観をどう統合するか?
ケース15 抗コリン作用のある薬剤を重複服用する75歳女性
    認知症治療はいつまで継続するべきか?
ケース16 かぜに抗菌薬が処方されている67歳男性
    「善意」のポリファーマシーにどうアプローチするか?

特別収録

1. 論文情報収集のポイント
2. 臨床医学論文を読むために知っておきたい
  「研究デザイン」に関する知識
3.「潜在的に不適切な薬剤使用に関するクライテリア」活用のヒント

青島 周一[アオシマ シュウイチ]

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