ケアする人の対話スキルABCD
内容説明
ケアにおける対話には、目的があり、順序があります。ABCDの流れを型として覚え、各ステップでつかえるスキルを練習課題で磨きましょう。
目次
1章 ケアの対話とは(対話スキルがなぜ必要なのか;対話全体を俯瞰する;自分の対話スタイルを知ろう)
2章 型を覚えよう(ケアの対話には「型」がある;ケアをつくるABCDの流れ;ステップA(Assessment)
ステップB(Be with the Patient)―相手を支え、関係をONにする
ステップC(Clinical Questioning)―質問で目的地を一緒に探す
ステップD(Direction&Decision)―行動か認知に動かす)
3章 スキルを身につけよう(対話の土台をつくるスキル;関係をONにするステイ・スキル;相手と目的地を探すムーブ・スキル―ソクラテス式質問;行動か認知に動かす方向づけのスキル;対話スキルの総合課題に挑戦しよう)
著者等紹介
堀越勝[ホリコシマサル]
国立精神・神経医療研究センター認知行動療法センター研修指導部長。1995年、米バイオラ大学大学院にてPh.D.(博士:臨床心理学)取得。クリニカル・サイコロジスト(ライセンス:米マサチューセッツ州)。1997年、米ハーバード大学医学部精神科上席研究員。この間、ケンブリッジ病院の行動医学プログラム、マサチューセッツ総合病院およびマクレーン病院の強迫性障害研究所、サイバーメディシン研究所勤務。2002年、筑波大学大学院人間総合科学研究科専任講師。2008年、駿河台大学大学院心理学研究科教授。2010年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)