改正相続法と家庭裁判所の実務
内容説明
遺産分割手続の時系列に沿って改正法を整理し、「実務上どうなるか」の疑問に答える。配偶者居住権、特別寄与料、特定財産承継遺言、遺留分等の新しい制度をわかりやすく詳解。
目次
第1編 改正法の立法趣旨と概要(改正法の制定経緯;改正法の立法趣旨と概要(要約))
第2編 遺産分割に関する改正(相続開始直後の手続(遺産分割前における預貯金の払戻し制度;配偶者短期居住権)
遺産の分割の手続(分割する財産の選択(一部分割)
遺産の分割前に遺産に属する財産を処分した場合の遺産の範囲 ほか)
遺産の分割に関連する手続(特別寄与料))
第3編 遺言と遺留分に関する改正(遺言・遺言執行に関する手続(自筆証書遺言の方式緩和;自筆証書遺言に係る遺言書の保管制度の創設 ほか)
遺留分に関する手続(遺留分制度の概説;遺留分侵害額請求権 ほか))
著者等紹介
片岡武[カタオカタケシ]
千葉地方裁判所、新潟地方・家庭裁判所長岡支部、旭川地方・家庭裁判所、東京地方裁判所、青森地方・家庭裁判所八戸支部長、東京家庭裁判所、札幌高等裁判所、横浜家庭裁判所、東京家庭裁判所部総括判事(平成31年3月退官)。現在、東京弁護士会所属弁護士
管野眞一[カンノシンイチ]
盛岡地方裁判所水沢支部、同一関支部、仙台簡易裁判所、仙台地方裁判所、仙台家庭裁判所、青森家庭裁判所、同八戸支部、盛岡簡易裁判所、盛岡家庭裁判所、盛岡地方裁判所、盛岡家庭裁判所花巻支部、盛岡地方裁判所二戸支部を経て、青森地方裁判所十和田支部庶務課長兼主任書記官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)