イギリス帝国史―移民・ジェンダー・植民地へのまなざしから
内容説明
イギリス帝国が海を隔てた植民地下の帝国臣民および被支配民に与えた影響を考察する。政治・外交史というこれまでの植民地史のアプローチを超えて、ジェンダーやマイノリティ問題などにも言及しており、多文化社会のイギリスを考える上で重要な本となろう。
目次
第1章 王国の統合
第2章 奴隷、商人、交易
第3章 「新世界」への入植
第4章 合衆国独立以降
第5章 インドにおけるイギリス
第6章 グローバルな成長
第7章 帝国を支配すること
第8章 支配されるということ
第9章 ジェンダーとセクシュアリティ
第10章 イギリス帝国への抵抗
第11章 脱植民地化
著者等紹介
レヴァイン,フィリッパ[レヴァイン,フィリッパ] [Levine,Philippa]
イングランド生まれ。D.Phil(オクスフォード大学)。テキサス大学オースティン校人文学部歴史学科。イギリス帝国史
並河葉子[ナミカワヨウコ]
神戸市外国語大学外国語学部教授。文学修士(大阪大学)、MA(バーミンガム大学)。イギリス近代史
森本真美[モリモトマミ]
神戸女子大学文学部教授。文学修士(大阪大学)。イギリス近代史
水谷智[ミズタニサトシ]
同志社大学グローバル地域文化学部教授。D.Phil(オクスフォード大学)、MA(ウォーリック大学)。イギリス帝国史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)