ヘンリ8世の迷宮―イギリスのルネサンス君主
内容説明
音楽を愛し、騎士道を重んじた偉大なる君主?エリザベス1世の母アン・ブリンに熱烈なラヴレターをしたためたロマンティスト?気に入らない王妃を処刑したイギリスの青髭?ヘンリ8世という名の迷宮にようこそ。
目次
1 ヘンリとはどのような人物であったのか?(ヘンリ八世の六人の妻;ヘンリ八世時代の宮廷;音楽家としてのヘンリ;ルネサンス君主)
2 ヘンリの国内統治はどのようなものであったのか?(議会;儀礼;宗教と教会;反乱)
3 ヘンリの対外政策はどのようなものであったのか?(戦争;外交;ヘンリ八世とスコットランド;ヘンリ八世とアイルランド)
4 ヘンリの死とその後の影響(ヘンリの死と墓;描かれたヘンリ―歴史とフィクションの狭間に生きるイメージ)
著者等紹介
指昭博[サシアキヒロ]
1957年岸和田市生まれ。大阪大学文学部西洋史専攻卒業、大阪大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。現神戸市外国語大学教授。博士(文学、大阪大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)