エシカルな決算書のすゝめ―「粉飾」と「脱税」からみる会計学
内容説明
利益を減少させずに税金って減らせるの?「粉飾」と「脱税」という2つの観点から会計処理を論じた初の書籍!カネボウ、ライブドア、ソフトバンク、ヤフー、東芝、IBMなどの有名事件。その会計処理の全貌をわかりやすく解説。
目次
第1章 日本を取り巻く会計と税務の潮流(「粉飾」や「脱税」にはグラデーションがある;会計の国際的潮流―IFRS ほか)
第2章 「粉飾」総論(不適切会計→不正会計→粉飾決算;内部統制は「粉飾」の防波堤になっているのか ほか)
第3章 「脱税」総論(節税→租税回避→脱税;公正処理基準における“公正”って何? ほか)
第4章 事例で見ていく「粉飾」と「脱税」の手口(循環取引は悪質;リース取引による不正は貸し手側で起こる ほか)
第5章 「粉飾」と「脱税」を抑制するには(会社を4つに分類する;動機の強弱ツーバイフォー ほか)
著者等紹介
尾中直也[オナカナオヤ]
公認会計士/税理士。尾中直也公認会計士事務所所長。慶應義塾大学経済学部卒。一般事業会社、大手監査法人、大手税理士法人、事業再生コンサル会社を経て2010年に独立開業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)