おひとりさまでも最期まで在宅―平穏に生きて死ぬための医療と在宅ケア (第3版)
内容説明
2016年の第2版刊行から4年。その間、介護保険制度も医療保険制度も大きく変わった。医療・介護費削減のなかで、「病院から在宅へ」の流れはさらに強まったが、介護保険サービスの低下とヘルパー不足は進み、在宅の暮らしを支えるのが難しくなっている。そのなかで「最期まで在宅」を実現するには?今回の改訂第3版では、医療・介護保険費用を新料金に変更。さらに退院支援や認知症介護、治療・療養について患者・家族・医療従事者が事前に話し合う「アドバンス・ケア・プランニング(ACP)」について大幅に加筆した。
目次
第1章 いま、なぜ「在宅」なのか
第2章 「在宅ケア」を実現するための準備
第3章 在宅医療を始める
第4章 介護保険を使いこなす
第5章 在宅ケアをスムーズに進めるために
第6章 平穏な看取りを迎えるために
付録 資料編
著者等紹介
中澤まゆみ[ナカザワマユミ]
1949年長野県生まれ。雑誌編集者を経てフリーランスに。人物インタビュー、ルポルタージュを書くかたわら、アジア、アフリカ、アメリカに取材。その後、自らの介護体験を契機に医療・介護・福祉・高齢者問題にテーマを移し、執筆を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)