仏教彫像の制作と受容―平安時代を中心に
目次
第1章 礼拝像の機能と社会(仏像の霊験とその統御;大安寺本尊釈迦像とその模刻―「名作」の成立;六波羅蜜寺四天王像について ほか)
第2章 生身信仰と造仏(生身信仰と鎌倉彫刻;裸形着装像の成立;如来の髪型における平安末〜鎌倉初期の一動向―波状髪の使用をめぐって ほか)
第3章 造像技法と造像作法(構造技法よりみた東寺講堂諸尊像;寄木造の成立;如法仏概説 ほか)
著者等紹介
奥健夫[オクタケオ]
1964年生。東京大学文学部卒業、同大学大学院人文科学研究科修了。東北大学文学部助手を経て1991年に文化庁美術工芸課技官。博士(文学)。現職:文化庁文化財第一課主任文化財調査官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)