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野生動物の法獣医学―もの言わぬ死体の叫び
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内容説明

大量死、中毒死、虐待が疑われる不審死…法獣医学で死因解明に挑む!



目次

第1章 なぜ牛大学に野鳥が来る?
第2章 どのような死があるのだろう?
第3章 身近な鳥類の大量死はなぜ起こる?
第4章 人間活動が不運な死をもたらす
第5章 哺乳類と爬虫類の剖検は命がけ
第6章 野生動物の法獣医学とは?



著者等紹介

浅川満彦[アサカワミツヒコ]
1959年、山梨県韮崎市生まれ。1985年、酪農学園大学大学院獣医学研究科修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

野生動物の死体は、法的には「生ごみ」である。しかし大量死には感染症や中毒死の可能性が示唆され、死にざまによっては動物虐待が疑われる。近年、人獣共通感染症をはじめ、動物が関係する案件が増加しており、死因を解明することの重要性も増している。様々な動物で「剖検」の記録を積み重ねてきた著者は、獣医学においても、人間社会の法医学に相当する分野が必要だと主張する。