相応部(サンユッタニカーヤ)〈6〉蘊篇〈2〉
内容説明
釈尊の生きた言葉を伝えるパーリ仏典の最新の現代語訳。ビルマ第六結集本を底本にして、伝統の註・復註による解釈をほどこす初めての書!!
目次
第2 ラーダ相応
第3 見相応
第4 入相応
第5 生起相応
第6 煩悩相応
第7 サーリプッタ相応
第8 龍相応
第9 金翅鳥相応
第10 ガンダッバ身相応
第11 雲相応
第12 ヴァッチャゴッタ相応
第13 禅相応
著者等紹介
片山一良[カタヤマイチロウ]
1942年兵庫県赤穂市に生まれる。1965年駒沢大学仏教学部仏教学科卒業。1967年駒沢大学大学院修士課程修了。現在、駒沢大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
蘊篇は、相応部の第三篇にあたり、13相応、716経からなる。「蘊」すなわち「五蘊」とは、色蘊という色(物質、身体)の集まり、受蘊という受(感受作用)の集まり、想蘊という想(想念)の集まり、行蘊という行(意思、形成作用)の集まり、識蘊という識(識知作用)の集まりをさし、その「五蘊」は身心であり、自己である。すなわちそれは無我である、ということにほかならない。
本書は、蘊篇に収められた一三相応、七一六経のうち、後半の一二相応(第二「ラーダ相応」?第一三「禅相応」)、五五七経の全訳、および訳註である。
片山 一良[カタヤマ イチロウ]
1942年兵庫県赤穂市に生まれる。1965年駒沢大学仏教学部仏教学科卒業。1967年駒沢大学大学院修士課程修了。現在、駒沢大学名誉教授