内容説明
動きを与えて、より活かす。“気持ちのいい動き”の秘訣をプロのモーションデザイナーが伝授。ロゴやタイポグラフィを動かす制作課題を、作る過程の試行錯誤も含めて余すところなく解説した、モーショングラフィックス入門書。
目次
00 作業の流れと基本操作
01 モーションタイポグラフィで挨拶
02 図形アニメーションで視線誘導
03 幾何学模様で文字をデザイン
04 流れる線で手書き風レタリング
05 英文でタイトルシーケンス
06 和文でリリックビデオ
07 実写でホログラフィック
08 アルファベットでキャラクターアニメーション
企業ロゴでパターン提案
数字でカウントダウン
著者等紹介
小松好幸[コマツヨシユキ]
POWER GRAPHIXX inc./女子美術大学短期大学部非常勤講師(モーショングラフィックス)。学生時代に建築CADを専攻するも、After Effectsと出会い映像制作を開始。グラフィックデザインと3DCGをベースにしたモーショングラフィックを得意として、オンエアからプロジェクションまでさまざまなジャンルで映像デザインに従事。コンポーザー「OMODAKA」とのコラボレーションプロジェクトなど自主制作作品も多数発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
ロゴやタイポグラフィに動きを与えて、より活かす!
数々のグラフィックを動かしてきたプロのモーションデザイナーが、気持ちのいい動きの秘訣を教えます。
本書では、ロゴアニメーションやモーションタイポグラフィに題材を絞り、実践的なシチュエーションで制作・解説していきます。作例動画はもちろん、制作に使用したすべての素材、プロジェクトファイルがDL可能。画面収録動画も読者向けに公開しているので、操作がわからない箇所は動画で確認できます。
視線を誘導する図形アニメーションを文字にあしらったり、動くテクスチャパターンで文字をデザインしたり、手描き風の文字を書き順通りに描画させたり、アルファベットをキャラクターに見立てて演技をつけたり……。さまざまな課題を辿るうちに、重要な機能、表現のバリエーション、応用の効くテクニックを習得できるでしょう。
手順や機能を紹介するだけでなく、動きの勘所やアレンジの仕方、考え方や作る過程の試行錯誤も余すところなく見せているのが特徴です。伊藤ガビン氏(NEWREEL)による歴史を紐解くコラムも必見。After Effectsに限らずモーショングラフィックスへのアプローチとして見逃せない一冊です。