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実録 ジャパン女子プロレス―1986.8.17〜1992.1.26
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内容説明

伝説の旗揚げ、ジャッキーvs神取、乗っ取り騒動。誕生から崩壊まで現場で奮闘した男ヤマモが32年の時を経て魂の執筆!秘蔵写真多数収録。



目次

第一章 旗揚げ戦
第二章 そして、あの試合へ
特別対談その一 高橋英樹(元ジャパン女子プロレス広報・営業担当)
第三章 色々ありすぎる
第四章 「ここは女のリングだ!」
第五章 第二の女子プロレス団体へ
第六章 本当に終わる
特別対談その二 尾崎魔弓&キューティー鈴木
巻末付録 ジャパン女子プロレス「格闘女神」名鑑



著者等紹介

山本雅俊[ヤマモトマサトシ]
1956年2月19日、徳島県出身。1986年、ジャパン女子プロレスにリングアナウンサーとして入団。同団体解散後の1992年1月、代表取締役としてJWPを創業する。JWPでは両国国技館大会開催、WOWOWでの試合中継実現などの業績を上げる。2001年1月、JWP退社後は自身の原点に返り、フリーリングアナウンサーとしてプロレスのみならず格闘技業界でも活躍。イベント・プロデュース、執筆業など多彩な顔も併せ持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

1986年8月17日、東京・後楽園ホールでひとつの女子プロレス団体が産声を上げた。ジャパン女子プロレス――メジャー団体である全日本女子プロレスの対抗団体として立ち上げられた第二の女子プロレス団体である。

ジャパン女子は「女子プロレス版宝塚」などのコンセプトをもとに、秋元康氏のプロデュースや大手芸能プロであるボンド企画の協力などを得て、旗揚げ前から一大キャンペーンを展開。後楽園ホールで行われた旗揚げ戦は、アントニオ猪木が来場するなど、破格の盛り上がりを見せたが……、ある意味、そこがジャパン女子のピークだった。



旗揚げ第二戦以降、目に見えて苦戦する集客。

地方での興行が次々にキャンセルされ、資金繰りが悪化。

社長が次々に代わるという異常事態。

やがて選手・スタッフへの給料は遅れがちになり、やがて出なくなる。



しかし、そんな過酷な状況にあっても、選手・スタッフたちは決してうつむくことなく、理想のプロレスを目指して走り続けていた。



いまや伝説になった豪華旗揚げ戦の舞台裏、地方興行で知った現実、ジャッキー佐藤vs神取しのぶ戦の内幕、”過激な仕掛人”乗っ取り騒動、そして団体崩壊の経緯……。



ジャパン女子プロレスのリングアナウンサーとして、すべての試合を見届けたヤマモこと山本雅俊が、三十余年の沈黙を破り、ジャパン女子プロレスの顛末記を執筆!



貴重写真の多数掲載、尾崎魔弓&キューティー鈴木、高橋英樹(スタッフ、後にFMWで営業部長)との特別対談、さらには選手名鑑も収録! 本書を読めば、ジャパン女子の熱い戦い、懐かしい光景がよみがえる。女子プロレスファン必見の一冊!