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ジギリ―組織に身体を懸けた極道人生
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内容説明

宅見若頭射殺事件、八王子抗争、明友会とのトラブル、日本皇民党事件。ヤクザがヤクザらしかった時代、命懸けで毎日を生きていた。



目次

第1章 生い立ち
第2章 ヤクザの道
第3章 金看板宅見組の代紋
第4章 旭川刑務所
第5章 出所
第6章 ヤクザと芸能
第7章 坂町総業
第8章 指
第9章 感謝と心残り



著者等紹介

正島光矩[ショウジマミツノリ]
1940年(昭和15年)生まれ。16歳のころに福岡県の有力組織・梅津会へ所属。これが渡世へ足を踏み入れるきっかけとなった。その後は大阪、そして関東へと拠点を移し、数々のシノギや抗争事件を経験。組織のためにはあらゆる犠牲も厭わず、文字通り身体を懸けたヤクザ人生を全うした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

ヤクザ者に厳しい昨今、周りを見渡せば不義理をして飛んだ人間や、カタギになりきれずに中途半端な半グレのように詐欺や強盗などの犯罪に走る人間、そして筋を知らずに我を通すことが組織の力、己の力と勘違いしている人間は多い。

本格的にヤクザの道を究めて、ヤクザを辞めてカタギになり、キチンと顔を出して過去を語れる人間は意外と少ないだろう。



わしは自分なりの筋を通し、ヤクザ人生を全うした。今まで何度も命を狙われ、抗争事件でも自ら身体を掛け、長い懲役も経験した。

ヤクザの世界で組織のために身体を掛けることを「ジギリ」という。本書のタイトルには私の生き様としてその言葉を使わせてもらった。ヤクザは生き方、生き様であり職業ではない。



それらを踏まえた上でわしの66年のヤクザ渡世を知ってもらいたい。