内容説明
正解のない時代を自分らしく歩むための「生きる力」を養う!
目次
プロローグ 世界で注目されている非認知能力―Story0 やってはいけない子育て
第1章 自分の心をコントロールする力を育む―Story1 ルールを子どもと考えよう!
第2章 遊びは子どもの生きる力を養う―Story2 ワクワク、ハラハラがいっぱいな親子キャンプ!
第3章 子どもを伸ばす、ほめ方、しかり方―Story3 非認知能力を高めるレッスン
第4章 非認知能力を伸ばす親子の対話―Story4 子どもには自分の失敗談を!
エピローグ 人生を豊かにする非認知能力―Story5 大人でも非認知能力を伸ばせる!
著者等紹介
中山芳一[ナカヤマヨシカズ]
1976年1月、岡山県岡山市生まれ、All HEROs合同会社代表、IPU環太平洋大学特命教授、元岡山大学准教授(教育方法学)。岡山大学教育学部卒業後、1999年当時は岡山県内でたった一人といわれた男性の学童保育指導員として9年間従事。そこから学童保育の研究の必要性を確信して、教育方法学研究へ方向転換をする。以降は、幼児教育から学校教育まで、さまざまな教育現場で実践研究を進めるとともに、大学ではキャリア教育を中心に実践してきた。こうした経験から、「非認知能力」の大切さと育成のあり方について全国各地で提唱するようになる。2024年8月には岡山大学を退職。日本の教育や保育を元気にしていくためのAll HEROs合同会社の代表として、ますます精力的に活動の幅を拡げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
2000年にノーベル賞経済学賞を受賞した、シカゴ大学のジェームズ・ヘックマン教授の
幼児教育の研究がきっかけで注目され、日本でも2020年の教育改革の核として盛り込まれた「非認知能力」。
IQや学校のテストのように数値化できる認知能力に対し、
非認知能力とは、「目標を達成するための勤勉さ」「意欲」
「知的好奇心」「協調性」「自己肯定感」「表現力」など、
数値では測定しにくい総合的な人間力を指します。
健やかな心を育み、将来の幸せと成功につながることから、
「あと伸びする力」とも言われています。
先行きが見えない現代社会では、約8割の親が「失敗しても立ち直れて成長できること」
「自分の力で道を切り開けること」といった「非認知能力」の高い子に育ってほしいと願っているといます。
本書では、非認知能力について解説するとともに、
マンガも交えながらわかりやすく家庭教育の中で非認知能力を高める方法を紹介します。