内容説明
年間スケジュールから月毎の仕事がよくわかる!業務知識と法務知識の必須ポイントがよくわかる!経理のプロが持つべき心構えがよくわかる!
目次
第1章 経理部の役割と機能
第2章 経理部の位置づけ
第3章 経理部の年間基本スケジュールと基本業務
第4章 財務会計の基本と実務
第5章 資金管理の基本と実務
第6章 管理会計の基本と実務
第7章 経理部の法的知識と会計基準への対応
第8章 経理部員に必要な心構え
著者等紹介
栗山俊弘[クリヤマトシヒロ]
栗山税務会計事務所代表。中央大学商学部卒業後、1981年マックス株式会社、1989年株式会社ケーピーエムジーピートマーウィック(現:KPMG税理士法人)を経て、1995年より現職。税理士、中小企業診断士
山本浩二[ヤマモトコウジ]
若葉パートナーズ法律会計事務所パートナー(会計税務部門)。中央大学経済学部卒業後、1983年新日本監査法人、1989年山本浩二公認会計士事務所、2004年四樹総合法律会計事務所を経て、2018年より現職。公認会計士、税理士
松澤和浩[マツザワカズヒロ]
青山綜合会計事務所代表取締役会長。明治大学商学部卒業後、1990年監査法人トーマツに入所し、監査業務、株式公開支援業務を担当。1999年青山綜合会計事務所を設立。ストラクチャードファイナンス分野で金融債権・不動産・事業証券化などを扱うSPC管理案件に従事する。私募ファンドの役員の他、REITの監督役員を務める。公認会計士、税理士、不動産証券化協会認定マスター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
近年、経理部の仕事に大きな影響を与えている外部環境を整理すると、ITの進展に伴う経理のDX化、特に改正電子帳簿保存法の施行、そして経済活動の国際化に伴う会計情報のグローバル化に連結決算の会計報告、さらには事業存続の指標とする資本コストや株価を意識した経営への変化などがあげられます。
そのことを前提に、本書は会社にはなくてはならない正しい会計情報の作成と提供を担う経理部の仕事に必要なことを全体的かつ具体的に理解できることを目的にしています。
第1章と第2章では、経理部は果たして会社にとってどのような役割と機能が求められ、社内外でどのようなポジションにあるのかを具体的に述べていきます。第3章では、日単位、月単位、年単位で行う業務を概括します。そして第4章から第6章は、経理の基本業務である「財務会計」「資金管理」「管理会計」について詳しく解説します。また第7章では知っておくべき法的知識と会計基準について述べ、第8章では経理人としてのあるべき姿を説いています。
この構成は、会社の数字を担う経理部の皆さんが「いつ、何を、どうすれば良いか」、日常の業務を滞りなく行えるようにするために体系的に理解できることも意図しています。