内容説明
本書は、医療事務の現場をまったく知らないという方、診療報酬請求業務に就いたものの難しいという方に向け、業務の基本と資格試験で問われる知識を解説するものです。さらに、数ある医療事務資格試験のうち何を受ければよいのか、合格するとどのようなメリットがあるのか、代表的な資格試験の傾向と対策も紹介しています。
目次
第1編 医療事務の基礎知識(医療事務の知識;点数算定のための知識)
第2編 医療事務資格試験に必要な基礎知識(医学関連法規の知識;診療報酬点数算定の知識)
第3編 医療事務資格試験対策(医療事務認定実務者試験;医療事務技能認定試験;医療事務技能審査試験“医科”(メディカルクラーク) ほか)
著者等紹介
森岡浩美[モリオカヒロミ]
1996年より、医療機関にて診療報酬の仕事に携わる。2000年より、医療系の専門学校、社会人向け資格取得教育スクールで、医療事務、診療報酬の講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
医療事務とは、病院やクリニックなどの医療機関で、医療費の計算をし、保険者に診療報酬の請求などを行う仕事です。医療事務の仕事は、資格がなければできないというわけではありませんが、専門的な知識が必要とされる業務でもあり、一定の時間をかけて基本を学び、民間の各種の医療事務資格のいずれかを取得して就職する人がほとんどです。
医療の現場では人手不足の状態にあり、資格・経験の有無を問わないような求人も増えています。ただし、人手不足だからこそ業務は多忙であり、基本知識がなければ勤務が難しいといえます。
本書は、医療事務の現場で使われる「カルテ」も「診療報酬点数表」も見たことがないという方、診療報酬請求業務を学びはじめたものの難しいという方に向け、業務の基本を解説するものです。さらに、数ある医療事務資格試験のうち何を受ければよいのか、合格するとどのようなメリットがあるのか、代表的な資格試験の傾向と対策を解説しており、実務の基本と試験に挑戦するための知識が身につきます。