内容説明
訳・監修者らによる日本版独自書き下ろし。日本におけるSDN(日本のユースケース)。補足記事:ネットワークファブリック。SDNとNFV。
目次
SDNの概要と定義
ユースケース
基本アーキテクチャ
ベアメタルスイッチ
スイッチOS
ネットワークOS
リーフスパインファブリック
ネットワーク仮想化
アクセスネットワーク
SDNの未来〔ほか〕
出版社内容情報
ソフトウェア定義ネットワークの概念・設計・ユースケースを知る
SDN(Software-Defined Networks:ソフトウェア定義ネットワーク)は、
ソフトウェアの力によって、従来のネットワークに対し高い柔軟性と拡張性を提供する技術です。
コントローラによる集中管理とデータプレーンのプログラマビリティを利用して、
従来のネットワークでは不可能だったさまざまなユースケースを実現できます。
また、オープンソースの実装も増えてきており、より身近なものになりつつあります。
本書は、SDNのコンセプト、基本アーキテクチャ、設計と実装のベストプラクティス、
さまざまな応用事例などについて包括的に解説した書籍です。
SDNの第一人者であるLarry Peterson氏・Bruce Davie氏らによって
「最先端のSDN」について説明された原著を、VMwareの進藤資訓氏らが翻訳。
第11章と付録では、日本語版オリジナルの書き下ろしとして、
国内でのSDNの活用事例も紹介しています。
▼主な内容
・オープンソースソフトウェアを例としたSDNのスタックの解説
・SDNを支えるコンセプト、概念、設計理念
・スケーラブルなクラウドのデザインがどのようにネットワークに適用できるか
・固定機能およびプログラマブルなスイッチに関する解説
・スイッチをプログラム、制御するために使われるP4のためのツールチェーンの説明
・SDNの各種ユースケースの紹介
・社内、データセンター、アクセスにおけるネットワーク
・GitHubからダウンロード可能なハンズオン練習問題を含む
SDN技術を学びたい(SDNの本質や実装を知りたい)エンジニア、
ネットワーク・クラウドの開発・構築に携わるエンジニアに一読いただきたい一冊です。