内容説明
本書は、認知行動療法についての知識と、それをベースにしたセルフカウンセリングを紹介した本です。「うつ病」「パニック症」「強迫症」に特化し、疾患ごとに最適なセルフカウンセリングの方法がわかります。
目次
1 あなたのココロの病はどんなもの?(あなたのココロの病はどのタイプ?;あなたのつらさの程度は? ほか)
2 そもそも認知行動療法って何?(認知行動療法ってどういうもの?;認知行動療法は精神分析とどこが違うの? ほか)
3 3つのココロの病に対する標準的な認知行動療法の流れを知ろう(うつ病に対する認知行動療法の標準的な流れ;パニック症に対する認知行動療法の標準的な流れ ほか)
4 セルフカウンセリングのすすめ(セルフカウンセリングを始める前に、ココロを落ちつかせましょう;うつ病のセルフカウンセリング ほか)
著者等紹介
清水栄司[シミズエイジ]
1965年、山梨県生まれ。千葉大学大学院医学研究院教授、千葉大学子どものこころの発達研究センター長。千葉大学医学部附属病院認知行動療法センター長。精神科医。1990年、千葉大学医学部卒業。千葉大学医学部附属病院精神神経科、プリンストン大学留学等をへて、2006年から、現職。専門は認知行動生理学、認知行動療法等。千葉大学にて千葉認知行動療法士トレーニングコースを主宰
浅岡雅子[アサオカマサコ]
1953年、東京都生まれ。早稲田大学教育学部(教育心理学)卒業。医学系ライターとして大学病院の専門医を中心に300人以上の医療関係者に取材を行い医療専門誌や一般誌に多数の記事を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
自分にピッタリな方法が、必ず見つかる!
疾患ごとに最適な療法を丁寧に解説
本書は、認知行動療法についての知識と、
それをベースにしたセルフカウンセリングを紹介する本です。
「うつ病」「パニック症」「強迫症」に特化し、
疾患ごとに最適なセルフカウンセリングの方法がわかります。
【 本書の特長 】
(1) 認知行動療法の基本的な考え方と
治療の流れがわかる!
「認知行動療法って何?」といった疑問に、
基礎から丁寧に解説しています。
治療の流れは「うつ病」「パニック症」「強迫症」ごとに説明。
(2) ☆本書のエッセンス☆
自分で取り組めるセルフカウンセリングをご紹介!
セルフカウンセリングは、認知行動療法の知識がなくても
できるようになっています。
認知行動療法の知識はむずかしそうで読みたくない
と感じたら読み飛ばして、セルフカウンセリングからはじめても大丈夫!
セルフカウンセリングも「うつ病」「パニック症」「強迫症」ごとに、
最適な方法をわかりやすく解説しています。
(3) 読みやすい誌面!
ココロが苦しいときは、集中することが難しくなり、
文章を読むのが辛くなります。
その点に配慮し、できるだけわかりやすい言葉でまとめています。
左ページには、知ってほしいポイントだけを
短い文章でまとめました。
(4) 元気になるヒントがいっぱい!
愉快なサル先生が、元気になるヒントをやさしく教えてくれます。
病気で辛いときでも、読めば元気が出て気持ちがグッと軽くなります!
肩の力を抜いて、マイペースで読める本です。
(5) 再発予防に効果アリ! うれしいダウンロード特典
本書で紹介している各種「認知行動療法のためのワークシート」の
拡大版がダウンロードできます。
空欄用紙になっているので、何回も練習しながら書いてみてください。
【監修者の紹介】
清水栄司(しみず・えいじ)
1965年、山梨県生まれ。千葉大学医学部付属病院 認知行動療法センター長。
千葉大学大学院医学研究院教授、千葉大学子どものこころの発達研究センター長。<br