リフレクティングの臨床社会学―ケアとダイアローグの思想と実践
内容説明
オープンダイアローグの淵源から、日本の臨床の現在地まで。医師が患者を一方的に「診る」ことから解放したリフレクティングという思想と実践。患者、家族はもちろん、医師や看護師、心理士、介護者たちをも支援する手法の秘密はどこにあるのか。臨床現場のあり方の根幹を問い直す、画期的なケア論。
目次
実践編(精神医療現場のリフレクティング;矯正現場のリフレクティング;多機関連携のリフレクティング)
理論編(ケアの臨床社会学;ナラティヴとリフレクティング;オープンダイアローグとリフレクティング;ダイアローグを超えて)
著者等紹介
矢原隆行[ヤハラタカユキ]
1968年宮崎県生まれ。九州大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、熊本大学大学院人文社会科学研究部教授。専門は臨床社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
オープンダイアローグの淵源から、日本の臨床の現在地まで
医師が患者を一方的に「診る」ことから解放したリフレクティングという思想と実践。患者、家族はもちろん、医師や看護師、心理士、介護者たちをも支援する手法の秘密はどこにあるのか。臨床現場のあり方の根幹を問い直す、画期的なケア論。