織物の文明史
内容説明
人類の歴史、それは織物の歴史でもある。人は織物を求めて、動植物を育み、織りや染色の技術を発展させ、機械を作り、交易を進め、経済、そして科学を発展させた。私たちの生活に不可欠なゆえに見過ごされがちだが、織物は文化、政治、経済、軍事―あらゆる面で大きな影響をもたらした。先史時代から現代まで、世界中で人類の歴史を動かしてきたその軌跡と影響を、気鋭のジャーナリストが豊富な取材をもとに鮮やかな筆致で紡ぎ出す。
目次
序文 文明を織りなすもの
第1章 繊維
第2章 糸
第3章 布
第4章 染色
第5章 交易商
第6章 消費者
第7章 革新者
おわりに なぜテキスタイルなのか
著者等紹介
ポストレル,ヴァージニア[ポストレル,ヴァージニア] [Postrel,Virginia]
ジャーナリズム、独立研究者。ロサンゼルス在住。『ブルームバーグオピニオン』のコラムニスト。過去に『ウォール・ストリート・ジャーナル』、『ニューヨーク・タイムズ』、『フォーブス』のコラムニストを務める
ワゴナー理恵子[ワゴナーリエコ]
翻訳家。米国コネチカット州在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
織布が歴史を動かした。
織布の歴史は人類の歴史でもある。人々は布を求め、動植物を育み、織りや染色の技術を発展させ、機械を作り、交易を進め、経済、そして化学を発展させた。私たちの生活に不可欠なゆえに見過ごされがちだが、織布は文化、政治、経済、軍事――あらゆる面で大きな影響をもたらした。世界を股にかけて人類の歴史を動かしたその歴史と影響を、気鋭のジャーナリストが豊富な取材をもとに鮮やかな筆致で描き出す。