ドゥルーズ・映画・フーコー
内容説明
自ら命を絶った“生の哲学者”ドゥルーズ。病への治療を拒否して逝った“生=権力の考古学者”フーコー。現代を代表する二人の哲学者の全思想を「世界は映画である」というテーゼの上で出会わせ、死と崩壊へ向かう生の過程を凝視する新しい哲学を提示する。“崩壊以後”の映画としてのイーストウッド論を増補。
目次
1 ドゥルーズによるドゥルーズ
2 ドゥルーズによる映画
3 映画によるフーコー
4 フーコーによるフーコー
5 ドゥルーズ・映画・フーコー
増補 報いなき受苦の祝祭―イーストウッド映画の倫理
著者等紹介
丹生谷貴志[ニブヤタカシ]
1954年生まれ。東京芸術大学卒業。神戸市外国語大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
増補新版