統合失調症を悩まないで - 家族がみつけた幸せへの道
出版社内容情報
家族の誰かが統合失調症になっても、心理教育を受け家族会に参加することで、悩まず、幸せに生活できるのだということを学べる書。統合失調症の治療では、統合失調症について患者さんや家族に理解してもらうために行う勉強会(心理教育)が効果的である。心理教育の場で家族が統合失調症について学ぶことで、家族の心や態度が変わっていく。このことが統合失調症患者の病状改善と社会参加を促すことにつながる。
渡部和成医師は、患者さんに対する心理教育とともに、家族に対する心理教育である家族教室を開き、家族会を組織してきた。この家族会活動で幸せへの道を歩みだした家族メンバーから、この活動を全国のご家族に伝えたいという希望が渡部医師に寄せられた。本書は、この家族の手記を渡部医師が監修し、解説やコメントをつけてまとめたもので、まさに家族と二人三脚で作り上げた希望の書である。
家族会活動が、真に患者さんを回復に導き、家族を幸せにできていることを本書は実例をもとに伝えている。
渡部 和成[ワタベ カズシゲ]
著・文・その他/監修
愛知みすみ会[アイチミスミカイ]
著・文・その他