目次
セッション内容(導入と感情について;状況把握;確認)
付録
著者等紹介
ロバーツ,デイビッド[ロバーツ,デイビッド][Roberts,David L.]
博士(臨床心理学)。2010年より、テキサス大学ヘルスサイエンスセンター、精神医学講座、統合失調症関連分野の助教として勤務。同時にサウステキサス退役軍人健康保険制度オーディ・マーフィ記念病院に心理士として勤務している。2008年に、ノースカロライナ大学で博士号を取得し、その後エール大学を経て現職。デイビット・ペン氏とともにSCITの開発、効果研究に深く関わり、数多くの地域、施設でSCITの指導、トレーニングに携わっている。将来を嘱望されている若手の研究者である
ペン,デイビッド[ペン,デイビッド][Penn,David L.]
博士(臨床心理学)。ノースカロライナ大学心理学科教授、精神科准教授、臨床トレーニングプログラム副主任、を兼任している。一貫して、早くから統合失調症のスティグマ、認知リハビリテーション、社会認知の問題に取り組み、数多くの論文、著書を出版し、また数多くの賞を受賞している。とくに近年は、社会認知のトレーニングプログラムであるSCITの開発者として知られ、現在はその効果に関する臨床研究のほか、初発エピソード精神病に対する心理社会的介入など、幅広い分野で活躍している
コームズ,デニス[コームズ,デニス][Combs,Dennis R.]
博士(臨床心理学)。2009年より現職のテキサス大学タイラー校の准教授として勤務している。学生時代より数多くの賞を受賞。デイビッド・ペン氏に師事し、13年間にわたって社会認知に関する研究に従事してきた。同領域で45を超える論文を発表し、数多くの業績を残している。現在も統合失調症や妄想性障害患者にみられる様々な社会認知障害を理解し、特徴を明らかにし、改善することを目指した研究を続けている
中込和幸[ナカゴメカズユキ]
国立精神・神経医療研究センター上級専門職。1959年、兵庫県に生まれる。1984年東京大学医学部卒。1995年に同大学で医学博士号を取得した。帝京大学講師、昭和大学助教授、鳥取大学教授などを経て、2011年4月より現職。主要な所属学会は、日本精神神経学会、日本臨床精神神経薬理学会、日本自殺予防学会、日本臨床神経生理学会、日本統合失調症学会、日本生物学的精神医学会、日本精神科診断学会、日本薬物脳波学会、うつ病学会、など
兼子幸一[カネココウイチ]
鳥取大学医学部脳神経医科学講座精神行動医学分野教授。1985年東京医科歯科大学医学部卒。1998年東京医科歯科大学大学院医学研究科を卒業して医学博士号を取得した。国立精神・神経センター武蔵病院、大宮厚生病院、岡崎国立共同研究機構生理学研究所を経て2003年から鳥取大学に赴任し、2011年7月より現職にいたる。専門は臨床精神医学、神経生理学、認知神経科学であり、主要な所属学会は日本精神神経学会、日本統合失調症学会、日本精神障害者リハビリテーション学会、日本神経科学会、Society for Neuroscience、などである
最上多美子[モガミタミコ]
鳥取大学大学院医学系研究科臨床心理学専攻教授。2003年ニューヨーク大学教育学部大学院応用心理学科カウンセリング心理学専攻でPh.Dを得た。米国で精神病院や福祉施設勤務、関西福祉科学大学大学院社会福祉学研究科心理臨床学専攻助教授を経て、2007年から現職。主要な所属学会はAmerican Psychological Association、日本心理学会、日本心理臨床学会(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)