内容説明
身近な男性がうつになったとき、それがうつだとは気づかないかもしれません。男性のうつは女性とは違った言動となって現れるからです。新型うつ、自己愛型うつの治療に悩む医療関係者にもおすすめ。
目次
第1章 「うつ病」らしいうつ―うつ症状が表に出るタイプの男性
第2章 男性型うつ―うつ病らしくないうつの男性
第3章 うつ状態の男性の心を開くためのコツ
第4章 うつ状態の男性とうまく話すためのコツ
第5章 彼の八つ当たりを受け続けないで!―イネイブリング、共依存にならないために
第6章 彼が治療を受けるための手助けをする―カウンセリング、心理療法
第7章 彼が治療を受けるための手助けをする―薬物療法
第8章 二人の関係―セックス、思いやりと愛情
第9章 罪悪感と期待
第10章 自分を大切にする
第11章 彼から離れるべきときを知っておく
著者等紹介
ウェクスラー,デヴィッド・B.[ウェクスラー,デヴィッドB.]
Ph.D.アメリカ合衆国サンディエゴ州在住。夫婦やカップルなどの関係性の治療の専門家。The Relationship Training Institute理事。関係の改善方法、DVの予防と治療における先駆的なアプローチを開発し、海外でも専門家の訓練に携わっている。活動はThe Dr.Phil ShowやThe Today Showなどの北米の多くのテレビ番組、ラジオ番組、ワシントンポスト紙、O Magazine、コスモポリタン,Redbook、Men’s Healthなどでもとりあげられ、関係性の問題とその改善方法についての啓蒙活動を続けている
山藤奈穂子[ヤマフジナオコ]
富山県に生まれる。お茶の水女子大学文教育学部教育学科臨床心理学専攻卒業、文教大学大学院人間科学研究科臨床心理学専攻修士課程修了。臨床心理士。現在、病院と学校での心理臨床、看護学校でのカウンセリング講義、地域での講演などを行っている
荒井まゆみ[アライマユミ]
千葉県に生まれる。1994年からシアトル市在住。米国・ワシントン州シアトル市ワシントン大学女性学部卒業。2001年からシアトルの法律事務所勤務。現在は、シアトル市にて翻訳活動に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)