解剖学実習ハンドブック
内容説明
医療専門職を目ざす大学・専門学校において人体の構造(解剖学や人体構造学など)を学ぶ機会が増している。人体の構造は、実に巧妙に精微につくられている。解剖学の実習によって人体の組織・器官の立体的なつながりを学ぶことは、生命の尊厳について考える機会となる。本書を通じて畏敬と驚嘆の念を持って人体について深く学ばれることを願っている。
目次
人体解剖学実習に際して(人体解剖学実習の目的;人体解剖学実習を受講するための心得;準備;用語;観察の要点;スケッチ;からだクイズ)
1 人体の基準面と方向用語(体の基準面;体の方向用語)
2 人体の概観(体表からみた人体の部位;全身表層の筋;全身の骨格)
3 観察(体幹;体肢)
4 からだクイズ解説
著者等紹介
松尾拓哉[マツオタクヤ]
博士(医学)(近畿大学)。1955年11月和歌山県海南市に生まれる。1979年3月近畿大学農学部卒業、4月近畿大学医学部第1解剖学教室助手。2000年4月同講師。2006年4月近畿大学医学部解剖学教室・医学基盤教育部門講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)