子どもの心はつくられる―ヴィゴツキーの心理学講義 (普及版)
内容説明
本書はヴィゴツキーが一九三二年三月から四月にかけて、レニングラード教育大学で行った連続講義の速記録である。各講義は、一つのまとまりとなっており、ヴィゴツキーの基本的な見解および文化・歴史理論派の研究者によって得られた成果が手短に述べられている。
目次
第1話 知覚―子どもの知覚はどのように発達するか。
第2話 記憶―子どもの記憶はどのように発達するか。
第3話 思考―子どもの思考はどのように発達するか。
第4話 情動―子どもの情動はどのように発達するか。
第5話 想像―子どもの想像はどのように発達するか。
第6話 意志―子どもの意志はどのように発達するか。
著者等紹介
菅田洋一郎[スガタヨウイチロウ]
1931年東京都生まれ。東京教育大学特殊教育学科卒、同大大学院教育学研究科(博士課程)を経て、1963年から1992年まで京都教育大学発達障害学科で研究、指導にあたる。教授。保健管理センター長歴任。京都教育大学名誉教授。現在、就実短期大学学部長、教授
広瀬信雄[ヒロセノブオ]
1953年長野県生まれ。京都教育大学特殊教育学科卒、東京学芸大大学院教育学研究科(修士課程)を経て、1978年から1989年まで、養護学校教諭。現在、山梨大学教育人間科学部。教授(障害児教育講座)