内容説明
東京国立博物館研究員が解説。歴史から最新研究成果まで、はにわのすべてがわかる入門書。
目次
1 はにわの種類(はにわといえば円筒埴輪;死者の魂が宿る―家形埴輪 ほか)
2 はにわの歴史と古墳(はにわは古墳があってこそ!;はにわのドラマチック物語 ほか)
3 はにわのつくり方(はにわ職人と工房;はにわ職人の腕前 ほか)
4 はにわの研究(壮大なる、はにわ3Dパズル;はにわ史にのこる奇跡の再会;国宝はにわ、最新調査成果)
著者等紹介
河野正訓[カワノマサノリ]
専門は日本考古学(おもに古墳時代)。2005年明治大学卒、2011年京都大学大学院博士後期課程研究指導認定退学、2012年京都大学博士(文学)。明治大学古代学研究所研究推進員等を経て、2014年東京国立博物館入職。現在、東京国立博物館主任研究員
山本亮[ヤマモトリョウ]
専門は日本考古学(おもに古墳時代)。2010年京都大学卒、2015年京都大学大学院博士後期課程研究指導認定退学。奈良文化財研究所アソシエイトフェローを経て、2017年東京国立博物館入職。現在、東京国立博物館研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
埴輪のきほんを網羅した入門書。
「踊る埴輪」は、じつは踊っていない?
どんな動物が埴輪になった?
“最初の埴輪”はどんなもの?
埴輪づくりはむずかしい?
東京国立博物館の研究員が、埴輪の種類や役割、歴史、つくり方など、専門的かつわかりやすく解説する。
また、同館の埴輪コレクションを代表する国宝「挂甲(けいこう)の武人」の最新研究成果も紹介。
この国宝「挂甲の武人」や「踊る埴輪」などの超有名埴輪のほか、東北・宮城県から九州・宮崎県まで広い地域のさまざまな埴輪が登場する。
知るともっと埴輪が好きになるヒミツが満載の1冊。