内容説明
基本概念に基づいて、無機化合物の構造および反応から、元素各論までを簡潔に解説した入門教科書の改訂版。近年の無機化学の進捗状況をふまえて全体をブラッシュアップするとともに、読者からのリクエストに応えて核反応などを加筆、また多くのコラムを刷新、側注記事も大幅に増やして最新の話題を提供するなど、現代の無機化学を学ぶためによりふさわしい一冊となっている。全部で190問に及ぶよく吟味された各章末問題にはていねいな解答もついており、講義テキストとしてだけでなく、大学1、2年生や高専生の自習用教科書・参考書としても役立つ。
目次
無機化学を学ぶために
原子の構造
電子配置と元素の周期性
化学結合の基礎概念
分子の形と結合理論
無機化合物の反応
分子の対称性と結晶構造
水素および酸素
s‐ブロック元素―1、2族元素
p‐ブロック元素(1)―13、14族元素
p‐ブロック元素(2)―15〜18族元素
d‐およびf‐ブロック元素―還移元素
金属錯体化学
生物無機化学
著者等紹介
長尾宏隆[ナガオヒロタカ]
1962年岐阜県生まれ。現在、上智大学理工学部教授。理学博士。専門分野:錯体化学、電気化学、生物無機化学
大山大[オオヤマダイ]
1968年岩手県生まれ。現在、福島大学共生システム理工学類教授。博士(理学)。専門分野:無機化学、錯体化学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
基本概念に基づいて、無機化合物の構造および反応から、元素各論までを簡潔に解説した入門教科書の改訂版。
この10年の無機化学の進捗状況を鑑みて全体をブラッシュアップするとともに、読者からのリクエストに応えて核反応などを加筆、また多くのコラムを刷新、側注記事も大幅に増やして最新の話題を提供、現代の無機化学を学ぶためによりふさわしい一冊となっている。
全部で190問に及ぶよく吟味された各章末問題にはていねいな解答もついており、講義テキストとしてだけでなく、大学1,2年生や高専生の自習用教科書・参考書としても役立つ。