演習で学ぶ 化学熱力学―基本の理解から大学院入試まで
内容説明
「基本の解説」→「例題」→「解答(および解説)」→「演習問題」と、形を変えながら同じ内容を4回繰り返して学ぶことによって、最も重要な基本事項を確実に習得できるように編集された教科書。初学者用としてだけでなく、大学院入試のための復習にもきわめて適したテキストである
目次
物質量モルと単位の換算
気体の状態方程式
気体の圧力と速度分布
いろいろな熱力学的過程
熱容量と分子運動
熱エネルギーとエンタルピー
化学反応とエンタルピー
相転移と転移エンタルピー
微視的状態数とエントロピー
相平衡と自由エネルギー
マクスウェルの関係式とその応用
カルノーサイクルと熱効率
化学平衡と化学ポテンシャル
溶液のモル分率と相平衡
溶液の束一的性質
電解質溶液と解離定数
著者等紹介
中田宗隆[ナカタムネタカ]
1953年愛知県に生まれる。1977年東京大学理学部化学科卒業。1981年東京大学理学部化学科助手。1987年広島大学理学部化学科講師。1989年東京農工大学農学部助教授。1995年東京農工大学大学院生物システム応用科学府教授。専門は量子光化学(光反応機構や熱発光機構の分子レベルでの解明)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)