内容説明
自動車、航空機、家電、コンピュータ、スマホ、医療機器、衣料、包装材、建築・土木、文房具、地球温暖化…。生活を支える高分子の基礎と応用、可能性を解説した決定版!
目次
高分子とは
高分子の化学構造
高分子生成反応
縮合重合・重付加
ラジカル重合
イオン重合
配位重合・開環重合
高分子の反応
酵素・微生物による高分子の合成と分解
高分子の構造〔ほか〕
著者等紹介
西敏夫[ニシトシオ]
東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。ブリヂストンタイヤ(株)研究員、東京大学大学院工学系研究科教授、東京工業大学大学院理工学研究科教授、東北大学原子分子材料科学高等研究機構教授を経て、東京大学・東京工業大学名誉教授、東京工業大学特任教授。工学博士
讃井浩平[サヌイコウヘイ]
学習院大学大学院自然科学研究科修士課程修了。上智大学理工学部教授等を経て、上智大学名誉教授。理学博士
東千秋[アズマチアキ]
上智大学大学院理工学研究科修士課程修了。放送大学教養学部教授を経て、放送大学名誉教授・客員教授。工学博士およびブラジル連邦立リオデジャネイロ大学名誉博士
高田十志和[タカタトシカズ]
筑波大学大学院化学研究科博士課程修了。北陸先端科学技術大学院大学教授、大阪府立大学大学院工学研究科教授を経て、東京工業大学物質理工学院教授。理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
高分子の構造と物性・合成から,高分子の機能性と使われ方,環境問題への役割など,基礎と応用、未来への可能性を、幅広く解説する。高分子の構造と物性・合成から、高分子の機能性と使われ方(社会との関わり)、地球温暖化など環境問題への高分子の役割など、高分子化学(科学)の基礎と応用、未来への可能性を、幅広く、バランスよくカバーした。
1.高分子とは
1.1 高分子材料と科学の歴史
1.2 有機系天然高分子
1.3 合成有機高分子
2.高分子の化学構造
2.1 分子量と分子量分布
2.2 繰返し単位の構造
2.3 頭?尾,頭?頭結合
2.4 立体規則性(タクチシチー)
2.5 高分子のかたち
2.6 共重合体
3.高分子生成反応
3.1 逐次重合
3.2 連鎖重合
3.3 リビング重合
4.縮合重合・重付加
4.1 縮合重合
4.2 重付加
4.3 付加縮合
5.ラジカル重合
5.1 ラジカル重合
5.2 ラジカル共重合
6.イオン重合
6.1 アニオン重合
6.2 カチオン重合
7.配位重合・開環重合
7.1 配位重合
7.2 開環重合
7.3 モノマー活性化機構による開環重合
8.高分子の反応
8.1 反応の特徴
8.2 高分子の分子内反応
8.3 高分子の分子間反応
8.4 高分子の劣化と安定化
8.5 高分子触媒
9.酵素・微生物による高分子の合成と分解
9.1 酵素・微生物による高分子の合成
9.2 生分解性高分子の合成と分解
10.高分子の構造
10.1 高分子の構造の分類
10.2 高分子の二次構造
10.3 高次構造
11.高分子の分子運動と物性(1)?高分子のひろがりと高分子溶液?
11.1 高分子鎖のひろがり
11.2 高分子溶液の基本
11.3 高分子溶液の粘度
11.4 高分子溶液の統計熱力学(フローリー-ハギンスの理論)
11.5 高分子溶液の熱力学的性質
12.高分子の分子運動と物性(2)?高分子の物性はどのように発現するか?
12.1 粘弾性
12.2 ガラス転移
12.3 高分子の結晶化
12.4 高分子の融解と耐熱性
13.高分子の力学的性質
13.1 ゴム弾性
13.2 ゲルの物性
13.3 繊維の物性
13.4 プラスチックの物性
14.高分子の応用(1)?多成分系高分子・複合系高分子を作る?
14.1 高分子の融解
14.2 高分子の成形加工
14.3 ポリマーアロイ
14.4 高分子系複合材料
15.高分子の応用(2)?機能性高分子の特徴?
15.1 導電性高分子
15.2 強誘電性高分子
15.3 透明高分子
15.4 環動高分子材料
16.高分子と地球環境
16.1 地球温暖化と高分子
16.2 高分子と社会のかかわり
16.3 高分子のリサイクル
16.4 高分子のライフサイクルアセスメント(LCA)
16.5 今後の高分子の役割
西 敏夫[ニシ トシオ]
著・文・その他
讃井 浩平[サヌイ コウヘイ]
著・文・その他
東 千秋[アズマ チアキ]
著・文・その他
高田 十志和[タカタ トシカズ]
著・文・その他