臨床のための腎病理―標本作製から鑑別診断まで
目次
第1章 腎生検の適応となる腎疾患
第2章 腎生検組織標本作製手順と所見の基本的読み方(光顕標本の作り方;腎生検の光顕所見の読み方のポイント;腎生検に頻用される免疫組織化学(蛍光抗体法・酵素抗体法)
蛍光抗体法と酵素抗体法の使いわけと所見の読み方
電顕情報を得るための試料作製法
電顕レベルでの糸球体の構成要素と疾患との関連)
第3章 腎生検で診断できる腎疾患(光顕所見が診断の決め手になる腎疾患;光顕・蛍光抗体法さらに電顕にて診断する腎疾患;電顕所見が最終的な病理診断に有用な腎疾患;腎血栓および欠陥病変)
第4章 機器の進歩と活用
著者等紹介
湯村和子[ユムラワコ]
自治医科大学腎臓内科教授。1972年東京女子医科大学卒業。内科助手を経て、1984年順天堂大学医学部第二病理助手。1989年東京女子医科大学第四内科医局長(1997年まで)。1991年東京女子医科大学第四内科講師。1995年同助教授。2009年4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)