金属錯体の色と構造―電子スペクトルと機能物性の基礎
目次
1章 色と電子スペクトル
2章 配位子場理論の基礎
3章 配位子場d‐d遷移スペクトルの電子スペクトル
4章 配位子と中心金属の違いによる配位子場遷移スペクトルの変化
5章 配位子場d‐d遷移スペクトルと立体構造
6章 遷移の選択則と吸収強度およびバンド幅
7章 配位子場d‐d遷移以外の電子遷移
8章 いろいろな二色性
9章 外場の影響―クロモトロピズム
10章 集積化による影響
著者等紹介
海崎純男[カイザキスミオ]
1971年6月大阪大学大学院理学研究科無線および物理化学専攻博士課程単位取得退学。1971年9月理学博士(大阪大学)。大阪大学文部技官(理学部)、大阪大学理学部化学科助手、奈良女子大学理学部助教授、米国ワシントン州立大学客員助教授を経て、大阪大学理学部教授、大阪大学大学院理学研究科教授。2007年大阪大学定年退職。2007年4月大阪大学名誉教授。2007年大阪大学産学連携本部特任教授。専門分野は錯体化学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)