物理化学要論―理系常識としての化学 (第2版)
内容説明
化学は物質を扱う学問であり、一般市民としても身につけておくべき大切な科目である。その中に大きな2つの柱があり、ひとつは物質を構成する原子や分子に注目し、実験結果を理論的に考察して解明するもの、もうひとつは社会の多様なニーズに適合する新しい物質を創成し、その性質を詳しく調べるものである。本書は、前者の中心となっている物理化学に焦点を紋り、その基本となる知識と考え方をまとめた教科書である。
目次
第1章 化学の基礎概念
第2章 量子論の基礎概念
第3章 原子と分子
第4章 分子構造と結晶構造
第5章 熱力学
第6章 化学反応
著者等紹介
馬場正昭[ババマサアキ]
京都大学大学院理学研究科教授
加藤立久[カトウタツヒサ]
京都大学国際高等教育院教授
大北英生[オオキタヒデオ]
京都大学大学院工学研究科准教授
田中勝久[タナカカツヒサ]
京都大学大学院工学研究科教授
杉山雅人[スギヤママサヒト]
京都大学大学院人間・環境学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)