骨を接ぐ者―柔道整復師ほねつぎ論
内容説明
教育学的ほねつぎ論。留めおくべき技と魂。切らずに治す「神技」の根底にある「何か」を、「熟達の柔道整復師」達の来歴と言葉に探る。
目次
序章 柔道整復師とは何ぞや
第1章 ほねつぎと骨接ぎ―徒手整復と医接連携
第2章 ほねつぎの語りへの着目
第3章 神様が与えてくれた仕事―牧内與吉氏
第4章 ほねつぎは武器を持たない武士―門井伸夫氏
第5章 教育学的ほねつぎ論
終章 ほねつぎとしての柔道整復師―記憶と記録
著者等紹介
稲川郁子[イナガワイクコ]
1975年静岡市生まれ。1997年日本福祉大学社会福祉学部卒業。2000年大東医学技術専門学校柔道整復科卒業。2015年明星大学人文学研究科教育学専攻博士後期課程修了。現在、常葉大学健康プロデュース学部健康柔道整復学科准教授。博士(教育学)。柔道整復師。社会福祉士。講道館柔道女子六段(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)