内容説明
「仮面ライダー」(一九七一)、「秘密戦隊ゴレンジャー」(一九七五)のアクションを担当したのが大野剣友会。CGのない時代に体を張って危険なアクションに挑んだ。アクション担当者の談話で構成した大野剣友会についての第一級資料集。
目次
1 大野剣友会略史(前史;大野剣友会の誕生;変身ブームの中で ほか)
2 大野剣友会メンバー談話(中屋敷哲也(旧名・鉄也)
飯塚実
佐野房信 ほか)
3 大野幸裕(大野幸太郎長男)談話
著者等紹介
岡田勝[オカダマサル]
1950年埼玉生まれ。大野剣友会代表。高校中退後、日本テレビ養成所入所。殺陣指導に来ていた大野剣友会創設者の大野幸太郎と知り合い、1967年大野剣友会門下生となる。入会後は『紅白ドライブゲーム』などの番組に出演。1980年大野剣友会創設者・大野氏が会長に退き、これに伴って大野剣友会二代目代表となる。1985年「大野剣友会アクションスタジオ」として法人化し代表取締役となり、同時に殺陣師としても活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
大野剣友会なくしては特撮ヒーロー&ヒロインドラマは誕生しなかった
「仮面ライダー」シリーズ、「変身戦隊」シリーズ等の特撮ドラマは、放映から五十年を経た今も根強い人気がある。2023年3月には「シン・仮面ライダー」の劇場公開が予定。「仮面ライダー」(1971)、「秘密戦隊ゴレンジャー」(1975)のアクションを担当したのが大野剣友会である。CGのない当時、体を張って危険なアクションに挑んでいた。大野剣友会についての書物には『大野剣友会伝』(風塵社1999)があるが現在は品切れ。本書は、その前書を基に、アクション担当者の談話を中心に再編集し、剣友会についての新資料をまとめたものである。
「※キャラクター写真の掲載はありません」