内容説明
デジタル遺品にはどんなものがあり、どんなリスクをはらむのか。遺族として何をすべきか、何ができるのか。本人は生前にどんな準備ができるか。重要性が高まりつつあるデジタル遺品とデジタル資産について、わかりやすく1冊にまとめました。
目次
第1章 デジタル遺品について、まず知っておきたいこと(そもそも「デジタル遺品」って何なの?;デジタル遺品とは何だろう? ほか)
第2章 遺族としてデジタル遺品に向き合う(家族がデジタル遺品を残して亡くなったらどうする?;デジタル遺品の現状を把握する ほか)
第3章 自分の資産を託す・隠す・整理する(自分に万一のことがあったとき、デジタル資産はどうなる?;デジタル資産の現状を把握する ほか)
第4章 これからのデジタル遺品(「もう確実に安心!」と言えるようになるのはいつ?;デジタル遺品・資産は存在感を増していく ほか)
付録 デジタル遺品・資産整理シート
著者等紹介
古田雄介[フルタユウスケ]
1977年、名古屋市生まれ。一般社団法人デジタル遺品研究会ルクシー(LxxE)理事。名古屋工業大学卒業後、建築現場監督と葬儀社スタッフを経て雑誌記者に転身。2010年から故人がインターネットに遺した情報の追跡調査をはじめ、2015年には亡くなった方のサイトの事例をまとめた『故人サイト』(社会評論社)を刊行。複数の媒体でデジタル遺品等に関する記事を執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
「デジタル遺品」には、故人が遺したスマートフォンや携帯電話、パソコンなどの情報端末とその中に保存されているデジタルデータ、インターネット上にあるマイページのアカウントと投稿、ネット口座の預金など、さまざまなものがあります。本書はデジタル遺品の基礎知識、放っておいた場合の行く末、どう開いてどう処理・相続するかを解説するものです。さらに、将来デジタル遺品となる自分のデジタル資産をうまく生前整理する「デジタル終活」やデジタル遺品をめぐる今後の動向も紹介しています。